「水キムチ」に挑戦したのに、ただの野菜の塩漬けになっちゃった……?

「乳酸菌がたっぷりって聞いて水キムチを作ってみたんだけど……。丸一日置いても全然酸っぱくならないし、シュワシュワもしてこない。これ、失敗かなぁ?」

「わかるよ!水キムチって『米のとぎ汁』や『上新粉』を煮立てて『糊(のり)』を作らなきゃいけないから、それが意外と面倒だし、失敗の原因になりやすいんだよね。」
実は、その「糊」の役割を、わが家で愛用している「麹調味料」に任せてみたら、驚くほど簡単に、しかも確実に発酵が進むようになったんです。
【結論】水キムチが発酵しない最大の理由は「エサ不足」
水キムチが発酵してシュワシュワと乳酸菌が増えるには、菌のエサとなる「糖分」が必要です。
従来のレシピでは、米のとぎ汁や上新粉で「糊(のり)」を作ってエサにしていましたが、これが少し手間ですよね。
そこで登場するのが、麹調味料(甘酒や塩麹)や果物(りんごなど)。
これらはすでに分解された糖分をたっぷり含んでいるので、加えるだけで乳酸菌が猛烈に元気になり、失敗知らずの発酵が始まります。
糊(のり)作りは不要!麹でつくる「わが家の応用自在レシピ」
上新粉も、もち米粉も、米のとぎ汁もいりません。
基本の材料に、あなたの冷蔵庫にある「発酵のタネ」を組み合わせるだけ!
材料はこれだけ!基本の「ずぼら水キムチ」
- お好みの野菜: 大根、きゅうり、白菜、パプリカなど
- 水 200ml
- 塩 小さじ1(野菜の重さの2%が目安)
- 甘酒(濃縮タイプ) 大さじ1〜2(これが発酵の起爆剤!)
基本はこれだけでOK!甘酒が糊(のり)の代わりになって、乳酸菌を育ててくれます。
麹調味料があるなら、もっと「楽」になる!
もし冷蔵庫に「手作りの麹調味料」があるなら、もっとラッキー。
基本の塩や薬味の代わりに、これらをポンと入れるだけで味の深みが一気に増します。
- 塩の代わりに「塩麹」:角のない、まろやかな塩味に。
- 生の薬味の代わりに「ニンニク麹・生姜麹」:
わざわざ刻む手間なし!スプーン一杯入れるだけで、「味付け・薬味・発酵パワー」の3役をこなしてくれます。
ニンニク麹や生姜麹がない場合は、基本の「塩+甘酒」で作ってみて、お好みでチューブの生姜やニンニクを少し足すだけでも十分美味しくできますよ。
作り方は「混ぜて置くだけ」
- 野菜を切って塩揉みし、水分が出てくるまで置く。
- 保存容器に水と塩、そして上記の「発酵のタネ」を混ぜて「漬け汁」を作る。
- 野菜を汁ごと入れ、常温で半日〜1日置く(夏なら短め、冬なら長めに)。
- 小さな泡が出てきたり、少し酸っぱい香りがしたら完成!冷蔵庫へ。

💡 ayami’s Point:手作り麹がおすすめな理由
「市販の塩麹や甘酒を使ってもいいですか?」という質問をよくいただきますが、実はおすすめは断然「手作り」です!
市販のものは、品質を安定させるために加熱殺菌されていることが多く、菌の力が弱まっていることも。でも、お家で作った「生の麹調味料」なら、麹菌も酵素も元気いっぱい!
野菜の栄養を素早く分解して乳酸菌を増やしてくれるので、水キムチの成功率がぐんと上がるんです。「麹調味料、作ってみようかな?」と思っている方は、ぜひこの水キムチをきっかけに手作りに挑戦してみてほしいです。
麹にちょっと興味があるあなたへ:なぜ「麹」を使うと失敗しないの?
「麹って、本格的に料理する人が使うものでしょ?」と思っている方も多いかもしれません。
でも実は、麹こそ「ずぼらさん」の味方なんです。
特に「ニンニク麹」や「生姜麹」のような「合わせ麹」を作っておくと、今回のように「味付け」「薬味」「発酵」をスプーン一杯で一度に済ませることができます。
水キムチを作ってみて「あ、本当にすぐ発酵した!」という体験をすると、きっと麹の魔法に驚くはず。「これなら他の料理にも使えるかも?」と、まずは活用しやすい手作りの甘酒や塩麹から始めてみるのがおすすめです。
捨てるなんてもったいない!「乳酸菌の宝庫」水キムチの嬉しい効果
水キムチの本当の主役は、実は「汁」です。
普通のキムチの何倍もの乳酸菌が含まれていると言われており、その効果は驚くほど。
- 植物性乳酸菌が腸まで届く: 胃酸に強く、生きたまま腸に届きやすいのが特徴。
- 美肌・デトックス: 腸が整うと、肌の調子も必然的に整います。
- 免疫力の向上: 前回の記事でもお伝えした通り、腸を整えることはアレルギー対策(花粉症など)にもつながります。
終わりに:発酵は、もっと「適当」で、もっと「自由」でいい
「レシピ通りに材料を揃えなきゃ」と思うと、発酵生活はしんどくなってしまいます。
でも、代わりになる「麹」という強い味方がいれば、もっと自由に、もっと簡単に体は整えられます。
水キムチがシュワッと発酵して菌が生きているなぁと感じるだけで幸せな気持ちになります。
まずは冷蔵庫にある麹調味料や、一切れのりんごから。この春、あなたも「育てる楽しみ」を始めてみませんか?

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